利益率も僅差の恒瑞医薬と中国生物製薬

 中国株式市場の医薬関連銘柄は2017年の大相場で大きく上昇し、その勢いが2018年も続くだろうと思いきや、同年の11月、政府から「帯量採購」(集中調達制度)という政策の第一弾、翌年の9月その第2弾が発表されました。「薬九層倍」という言葉のように、医療費の高騰を抑え、また薬価に対する国民の不満を和らげようと、集中調達により薬価を抑えようとしたが、反動で上昇途中の製薬会社の株価が発表で「腰折れ」になってしまったのです。業界トップの恒瑞医薬(恒瑞)と中国生物製薬(中生製薬)も影響を受けて株価も一時下落しましたが、さすがトップ企業で反発も早いものです。

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