米FRBの利上げ決定を受け、米ドルペッグ制(固定相場制)の香港ドルも利上げすることになった。
香港金融管理局が16日朝発表した。
利上げ幅は米ドルと同じく25bpで、基準金利は1.25%となり、即日発効する。
FRBの利上げ決定発表の直前、香港ドル対米ドルの為替が下落し、昨年6月以来、1米ドル=7.7709香港ドルの香港ドル安となった。
GS中国のアナリストは、利上げで香港不動産市場は今後2年間10~15%下落するだろう。しかし、株式市場にはあまり影響はない。内陸からの資金が香港に流入し、中国資本の割合がますます大きくなってきているからだと分析している。(テンセント証券)