混乱の中で上がる株と下がる株 CX航空の株価は

 深圳株式市場上場の「深圳機場(空港)」の株価は昨日(13日)ストップ高。隣の広州白雲空港の株価も大きく上昇しています。けさ、出張中の知人から香港空港で足止めされたとのメッセージが届きました。デモ隊が座り込み、香港空港が機能不全に陥り、一部の乗客が止む無く隣の深圳空港に出向いて乗り換えなどしています。香港の混乱で関連企業の株価も影響を受け乱高下しています。キャセイパシフィック(CX)航空(0293)がその内の1社です。

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需要増と株価の低迷が投資チャンス

 中国の自動車業界にとって2018年はターニングポイントとなった年でした。2017年の2912万台だったそれまで最高の販売台数は2018年の2808万台と28年振りにマイナス3.6%成長に転じたのです。中国自動車工業協会の統計によると、販売台数の前年対比伸び率では、2002年には36.7%、2009年には46.2%、2016年には13.7%と減速は著しいものであることがわかります。しかし減速の中でも大きく伸びるセクターがあることを前回触れています。

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EV用バッテリーに成長が期待される会社

 今月19日、トヨタ自動車と中国電気自動車(EV)大手のBYD(1211)がトヨタブランドのセダンおよび低床SUVタイプのEVの開発とその車両などに搭載する電池の開発を進めることを同時にリリースしました。EVの開発と中国市場に「保守的」だったトヨタがついに重い腰を起こした瞬間でした。早ければ2025年にも中国市場に投入される計画で、中国のEVの需要にトヨタも見逃すわけには行かなかったということでしょうか。電気自動車と言えば、命となるのは言うまでもありませんが、バッテリーです。

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