BYD バッテリー業務スピンオフ上場 2022年

 中国電気自動車大手のBYD(1211)は7日、自動車用電池業務をスピンオフして上場させる計画は着々と進み、2022年にも同セクターを独立上場させると明かした。
深圳証券取引所の「互動易」という上場企業と投資家との交流プラットフォームで株主の質問に応える形で同社董事会秘書が明らかにした。
 同社創業者で董事長の王伝福氏は昨年ブルームバーグの取材を受けた際、電池セクターを独立上場の計画があることを初めて披露したが、上場の具体的市場が明らかにされていない。
 BYDの業務は自動車、スマホ部品と組立て、バッテリーと太陽光発電、モノレールという4大セクターに分かれ、2018年度の決算報告で、売上高は22.79%増の1300億5500万元、その内、バッテリーと太陽光発電セクターは2%増の90億元で、全社売上高の6.%に留まっている。
 2019年4月まで中国の新エネルギー自動車のバッテリー総容量は5.41GWhでその内、BYDは1.674MWhで2位、シェアは30.95%、1位はシェア45.03%の寧徳時代となる。

 

 

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