現地時間１４日、米国証券取引委員会（ＳＥＣ）が開示した2つの１４４フォームは、ジャック・マー・ファミリートラストが１００％所有するＪＣプロパティ・リミテッド（ＪＣ Ｐｒｏｐｅｒｔｉｅｓ Ｌｉｍｉｔｅｄ）とＪＳＰインベストメント・リミテッド（ＪＳＰ Ｉｎｖｅｓｔｍｅｎｔ Ｌｉｍｉｔｅｄ）が、今月２１日、アリババ創業者の持ち株、それぞれ５００万株のＡＤＳを売却する計画であることを明らかにした。売却予定株の時価総額は８億７０７０ドルにのぼるという。
開示情報の影響で米市場と香港市場のアリババの株価がいずれも約８％暴落した。
アリババ創業者の馬雲（ジャック・マー）が保有するアリババの株式比率について２０２０年７月２日、２億３３８６万株を減らして持ち株比率を４．８％まで引き下げてから以降、公表する義務がなかったので、再度発表することはなかった。