中国恒大集団(以下、「恒大」という)の経営危機が懸念されるのはドミノ効果の発生とされます。恒大1社だけなら「救済」などで済む話かもしれませんが、ドミノが発生すると「システミックな」金融危機に晒されるからです。恒大の影響で、香港の老舗不動産会社、恒基地産(ヘンダーソンランド・0012)や新世界発展(0017)、新鴻基地産(サンフンカイ・0016)などの株価は20日いずれも10%以上下落し、内地の新力控股(2103)に至っては87%急落しています。
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