不動産の代わりにNEVがけん引?

 中国経済を物語る時「金9銀10(金の9月、銀の10月)」という言葉がよく使われます。農産物収穫の季節にちなんだニュアンスもあるが、年間に貯めたお金を思いっきり使おうと消費者の財布のひもが一番緩い時期に、不動産や自動車、百貨店、スーパーなど各業界が商戦を繰り広げます。経済活動が最も活発な時期で株式市場も恩恵を受け、指数も個別銘柄もこの時期には上がるはずなのですが・・・

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川上への利益移転 中創新航

 2021年、中国の新エネルギー車(NEV)の生産と販売台数はそれぞれ354万5千台と352万1千台で、7年連続世界一だったと中国汽車(自動車)工業協会が今年に1月に発表しました。2015年の33万1100台から18年には125万6千台そして昨年の352万台と7年で10倍増えたことになります。これだけ売れるとNEVメーカーもきっと儲かるだろうと思われるのだろうが、NEV新興勢力の3社を見てみると・・・

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中創新航 儲けは如何ほど

 中国車載電池大手の中創新航(CALB)のIPO発行価格が公募価格(38~51HKD)下限の38HKDに決まりました。相場が強い時に上限ぎりぎりで発行する会社も多いが、相場が弱い時、上限と下限の差がたとえ25%だけでも(下限で発行されると)抽選に当たった投資家には少しでも報いになるかと考えます。そして中創新航のIPOに新しい動きが見られます。

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