高回転の経営モデルがつまずく 万科企業

 「万科は31年間で1030億元の現金配当を実施し、配当割合は平均33.3%で、当社エクイティファイナンスの2.8倍相当だったことを誇りに思った。株主還元を重視してきた経営陣として無配の判断はとても難しかった」。3月29日の決算発表会で万科の経営陣は23年度の無配決定についてこう弁明しました。市場で懸念される債務について、23年末のキャッシュフローは998億元で、今後1年に償還期を迎える有利子負債の約1.6倍でこれを十分にカバーできるとし、ドル建て債務は第2四半期に期限を迎える56億元相当の1本だけで、置き換えと償還の準備が出来ていると表明していますが・・・

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