徐さんの中国株

和解で株価が持ち直し 四環医薬

 久しぶりに四環医薬(0460)を取り上げます。同社株価は先週火曜日(15日)、20%以上急騰しました。「守秘義務と企業倫理が問われる訴訟」を書いたのは昨年10月1日。美容医療への参入、インキュベーター型投資資本によるデューデリジェンスの進行、株価急騰、訴訟表明、株価下落、和解表明、株価急騰。三度目の正直となるのでしょうか。

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COVID-19の特需で成長する企業も

 使い捨て医療用品の美華国際(MHUA)は、公募価格9~11ドルに対して発行価格が中間の10ドルと定めて16日、予定通りナスダックに上場しました。久々の中国概念株の上場と有って買いが殺到し、初日は最高48%高の14.8ドルまで買われ、取引一時停止のサーキットブレーカーまで発動される人気振りを見せていましたが・・・

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雪解けの兆しか 中国企業7カ月振り米上場へ

 使い捨て医療用品の美華国際(MHUA.US)は16日、米ナスダック市場に上場することになりました。久々の中国企業の米上場となります。米中対立で昨年6月の配車サービス大手、滴滴出行(DIDI)を最後に、中国企業の米上場は途絶えたが、7カ月ぶりの上場再開、そして再開の第一号に医療用品の企業で、どんなメッセージでしょうか。

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なぜストックコネクトに拘る?

 駅のプラットホームで電車を待っていると、いつも反対側のホームに電車が先に来る、一杯飲んだ後、タクシーを拾おうとして道端で手を挙げても反対車線にタクシーが走っていく、謄本を取ろうとして窓口に行ってナンバーを取って待っていると、いつも他人の番号が先に呼ばれる・・・そのような経験をしたことはございませんか。株式投資でも人の株は上がっているのに自分の持ち株はてこを入れても動かない、そういう体験も少なくはないだろうと考えます。

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ATMカードからデジタル人民元ウォレットまで

 北京冬季五輪取材中の日テレの辻岡義堂アナが中国で話題となっています。冬季五輪のマスコットは氷墩墩(ビンドゥンドゥン)と言うが、辻岡アナの「義」を取って「義墩墩(イードゥンドゥン)との愛称で中国の中央テレビや新聞に度々登場しています。公式マスコットを愛するあまり手あたり次第で「氷墩墩」のグッズを買っていることで、ネットユーザーに義墩墩と呼ばれ親しまれています。五輪グッズの中にはデジタル人民元決済のウェアラブルもたくさんあることに注目が集まっています。

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デジタル人民元を陰で支える会社

 北京冬季五輪のメダル誕生に伴い、メディアの報道も少しずつ増えてきています。ウィンタースポーツの盛り上がりのほか、株式市場では関連銘柄の株価上昇も話題となっています。A株市場では、南天信息(000948)、証通電子(002197)、恒宝股份(002104)、翠微股份(603123)、雄帝科技(300546)が連日ストップ高を演出しています。ストップ銘柄には共通点が見られます。

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個別銘柄の最新情報 リクエストをどうぞ

 北京冬季五輪が4日開幕しました。まん防に金曜とあって開幕式をご覧になった人も多いのではと推測されます。見せ場の聖火台点火ですが、トーチがそのまま雪の結晶のオブジェの真ん中に差し込まれ、そのまま「聖火台」が完成したことに中継するアナウンサーも驚いたほどでした。開会式総監督の張芸謀(チャン・イーモウ)氏はトーチが聖火台になった理由について「低炭素の五輪」を体現しようとしたと開会式の翌日に取材を受けて語っています。

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「休むも相場」 チャンスとリスクが背中合わせ

 中国ではまだ春節(旧正月)連休の最中ですが、4日は北京冬季五輪が開幕、そして香港市場は本土に先駆けて「大発会」が開かれます。国際市場では、原油価格が7年4カ月振りに1バレル90ドルを突破しました。中国株はまもなく本決算の時期を迎えますが、エネルギーセクターでは、電力株の減益に対して石炭株は増益、そして石油株が潤って中国石油(ペトロチャイナ・0875)は年間を通じて約80%上昇(「中国石油A/H株とも年初来高値 第1四半期黒字転換」ご参照)してブルーチップの中で値上がり率でパフォーマンストップの座に就いたのです。

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デジタル人民元 コインの裏表

 中国は春節(旧正月)の最中で、市場もおやすみモードです。今年は冬季五輪(2月4日)もあって北京では爆竹が禁止され、コロナで人の移動もだいぶ制限されているようで、お正月ムードはと言えば、SNSで新春の挨拶程度でしょうか。人民銀行は1月、昨年末までのデジタル人民元の実証シーン(場所)は808万5100カ所になり、ウォレットは2億6100万個、決済金額は875億6500万元に達したと発表し、実績をアピールしましたが・・・

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法定通貨と決済ツール

 デジタル人民元は1月4日、人民銀行により主要アプリストアにオンライン化し、上海、深圳など10の都市と冬季五輪会場エリアで正式に運用が始まったのです。国が主導する暗号通貨として主要国では初めてで内外から注目されています。電子決済はかなり浸透してきているのに、なぜまたデジタル人民元なのでしょうか。

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デジタル人民元実用化へ

 北京冬季五輪(2月4日)の開催を間近に控えた今月26日、フードデリバリー最大手の美団(3696)は 傘下電子商取引プラットフォームの全サービスがデジタル人民元試行(実証)地域での決済を開始すると発表しました。これまでアリババ傘下の支付宝(アリペイ)やテンセント傘下の微信支付(ウィーチャットペイ)の電子決済と同様、利用者(消費者)は、スマホ一つで決済ができる決済ツールがまた一つ増えるようになったのです。

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起死回生なるか 雨潤食品

 雨潤食品(1068)の再生計画案が債権者825社の内、750社が賛成票を投じ、地裁から発効(批准)の裁定が昨年末に出ました。裁定が出た前日(12月30日)の同社株価0.71HKDが年明けの1月4日、約50%高の1.07HKDまで急騰しました。再建案の中身とは。

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「賭け」の雨潤食品

 破産寸前も不死鳥のように「生」を粘る会社があります。食肉加工大手の雨潤食品(1068)です。「中国投資考察団」の時代に、南京で同社を訪問し、工場内の芝生が一糸乱れず、見事なほどに整えられているのを見て同社株を買った日本人投資家がいました。株価が30香港ドル(以下同)を超えた時代でした。それから間もなく同社流動性問題が発覚し、さらに創業者兼会長の祝義財氏が在宅起訴され、株価が1ドルを割り切って破産寸前まで追い込まれましたが、長い年月を経てここに来てやっと転機が現れようとしています。

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AI+製造業で勝負 創新奇智

 今月27日に香港証券取引所に上場する創新奇智の英文の社名はAInnonationでAI+Innonationの造語となります。創業者で創新工廠(シノベーション・ベンチャーズ)董事長の李開復氏は、起業の初心についてAIを実験室から送り出し幅広いアプリケーション主導のテクノロジーに発展させることだと語っています。

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人工知能のトレンドに乗って

 人工知能(AI)は好む好まざるに関わらず私たちのすぐに身近に迫ってきています。情報収集の関係で時々株式関係のサイトも目を通しますが、株価に関するコメントを最後まで読むと、そこには「この記事はロボットが書いた」とはっきりと表示してあるのを時々目にします。当然中国関係の記事を読むことが多いので常時使うポータルサイトのトップページには中国関係の記事が毎日のように送られてきます。皆さんも一度はホテルを検索すると、調べてもいない旅行情報サイトのバナーがご自身のPCの画面に出てくることを見たことありませんか。裏にはAIが働いているのです。商湯科技(センスタイム)に続き、AIの会社が今度もう1社香港に上場します。

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炭素中立と新エネルギー概念の下で 金力永磁

 レアアースの金力永磁(6680)は14日香港に上場しました。社名はあまり馴染みがないと思われますが、米中貿易戦が激化した2019年6月、米のハイテク技術の禁輸措置に対抗して中国はレアアースの輸出を規制するのではと伝えられる中、習近平氏が江西省に行ってレアアースの企業を視察したと日本のテレビでも取り上げられました。その時訪問した企業は金力永磁だったのです。

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希少価値のレアアース企業が香港に上場

 当サイトの「中国経済News & topics」では、12月24日付で「中国稀土集団有限公司設立」を速報しました。希土(レアアース)は精製後最先端の製品に使われますが、開発(掘削・精錬)は中小零細企業が多く、付加価値が低いため国際市場での取引価格も長らく低く抑えられていました。吸収合併や再編を通して集約的発展を目指すのが同集団設立の趣旨で、設立に参画した6社の内の贛州(かんしゅう)稀土集団が株主を務める江西金力永磁科技(JLマグ・レアアース/6680)が14日香港市場に上場しました。

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「不動産は支柱産業」 政府経済活動報告

 IT系大手が自社株買戻しを加速している中、新世界発展や長実集団など香港の老舗不動産企業も自社株買いを進めています。大富豪李嘉誠氏の傘下企業が数年前から北京や上海などの不動産を大挙して手放して「撤退」していることが日本でも取り上げられていますが、内陸の不動産市場はどうなっているのでしょうか。不動産のトップ企業は年が明けて昨年の販売実績を相次ぎ発表していますのでその一端を伺うことができました。

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香港市場底値か 大手買い戻しが加速

 香港ハンセン株価指数は昨年(21年)通年で14%下落し、主要市場の最下位で取引を終えました。内憂外患による下落に対してIT系や老舗不動産など下落幅の大きい会社は自社株の買戻しを加速しています。金融統計のWindによると、12月31日まで香港市場で191社の企業が合計382億4600万香港ドルの自社株の買い戻しを行ったといいます。香港株が底値になったことを意味するものでしょうか。

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AIは人材がすべて センスタイム

 商湯科技(センスタイム)の投資家はここ2、3日、ジェットコースター相場を経験したと思います。上場4日間連続高騰した後、5日には15%下落したと思ったら、6日は終値で14.06%高と早速失地回復となっています。この勢い暫く続くのでしょうか。

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