日本進出の先駆者――ビーワイディ
今年の8月に88歳を迎える著名投資家、ウォーレン・バフェット氏ですが、8という数字は中華圏で縁起の良い数字なので企業買収の吉日なのかもしれないと株主総会で語っています。6月は中国株がMSCIに組み入れられることになっていますのでMSCI経由の中国株投資の可能性も否定できないと市場で見ています。氏はかつて中国石油に投資し、最高値で売り抜けたことでも有名な話ですが、現在もなお保有しているのは電気自動車のビーワイディです。
「中国市場チャンスが多い ターゲットも決定」
「私に1億ドルの現金を持っているとすれば、中国と米国以外のその他の国に投資しようとする考えはないだろう。(マーケットの)規模と地理的条件も考慮する要素だ。中国にはたくさんのチャンスがある。チャーリー・マンガーは中国で投資できるターゲットをすでに見つけた。中国市場はまだ若いが、非常に規模の大きいマーケットだ。市場もその年齢に比例して効率的に成長するものだ」
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種類株の第一号 間もなく誕生(IPO)へ
オンライン診断のナンバーワン企業が本日(4日)、予定通り香港市場に株式を公開しました。公開の新規申し込みは650倍だというので、昨年の「閲文集団」、「易鑫集団」を上回る「過熱」振りでした。香港証券取引所(HKEx)「上場規則」改訂(4月30日発効)後のIPO(株式公開)第一号とされるユニコーン企業も3日、HKExに上場申請書を提出しました。
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フィンテックのユニコーン企業
オンライン診療のナンバーワン企業がいよいよ今週上場されます。4月26日のIPO(新規公開株)申し込み期限までに600倍を超える購入希望があって抽選で購入者が決まることになります。しかし業界の統計では、倍率が高いIPO株ほど、反落も大きいので株価が落ち着いたところで拾うのも賢い投資法の一つでもあります。
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HKEx 新時代の幕開け ユニコーン企業が
ゴールデンウイークの真っ最中です。旅行に出かける人も多いでしょうが、都会の喧騒からしばらく離れて考え事をするのもいいのかもしれません。例えば中国株の投資は果たして良い選択だったかどうかを振り返ってみるのも・・・
4月30日の今日は香港証券取引所(HKEx)の歴史に刻まれる日となることでしょう。
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オンライン診療のナンバーワン
「頭のいい人は辞めたが、残った人は全員億万長者に」。数々の名言を残したアリババ創業者のジャック・マー会長。一昨日(25日)、早大大隈講堂で1000人を超える学生や社会人を前にして「創業・起業」について熱弁を振るいました。創業者だが、今は世界に名を馳せる大の投資家に変身しています。
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3年で業績も株価も逆転の自動車メーカー
国務院傘下国家発展と改革委員会は17日の記者会見で、自動車産業の外資への開放について、外資の持ち株比率制限(50%)を2018年には電気自動車など新エネ車について、2020年には商用車について、2022年には乗用車について出資比率の規制を撤廃し、合弁相手は地元企業2社までとする規制も同時に撤廃することを明らかにしました。おかげで上場自動車企業、中でも合弁依存型企業の株価が急落しました。
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自動車メーカーの戦国時代 吉利の立ち位置は
中国の自動車は、輸入車、外資・合弁企業車、国産車の天下三分の状況で、その内国産車のシェアは全体の約40%ですが、この40%はまた100社以上ものメーカーが林立する戦国時代の様相を呈しています。投資家に幸いにも社名を覚えてもらえたのはごくわずかな企業なのです。
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自動車業界への影響は
「有言実行」の米トランプ大統領。シリアのミサイル攻撃で週明けの株式市場で円高と暴落が大方の予想でしたが、意外と影響が限定的でした。では中国との貿易摩擦はどうなったか、気になるところですが、現地時間13日、米財務省は中国を為替操作国に認定しないことを発表しました。トランプ氏が大統領就任後、三度目の認定見送りとなったのです。
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ディーラーだけの儲けは知れているもの
米中貿易戦の中で、ボオア・アジア・フォーラムが海南省のボオアで開かれています。習近平氏は基調講演で、自動車業界の外資向け開放をさらに拡大すると宣言すると、テスラの株が大きく上昇しました。一方、前日の市場で、中国側は米からの輸入自動車に対して追加的措置として25%の関税をかけると発表したら自動車ディーラーの和諧汽車の株価がその影響で下落に転じたのです。
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貿易戦 中国の言い分 米国の言い分
米中の貿易戦が白熱化していますが、まだ舌戦の段階に留まっています。そうした中で、トランプ米大統領は8日、これまでの強硬な態度を一変して「習近平主席はずっと私の友人であろう・・・両国ともに大きな未来があるだろう」とツイートしています。果たしてトランプ大統領の狙いは?
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エスカレートの貿易戦 他人事ではない
昨日(5日)は都内で恒例の勉強会を開催しました。遠路からもたくさんの方々にお越しくださいましてありがとうございました。米中の貿易戦が連日報道され更にエスカレートする傾向にあります。この貿易戦、個人投資家にとっても決して他人事ではありません。
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「世の中しばらく代替品はない」
既に訪問した会社で、よっぽど事業内容や業績に魅力を感じなければ二度と訪問することはありません。限られた時間で成長性のある会社を発掘した方がより効率的だからです。しかし資源株で、近年商品価格のピークを迎えてその恩恵に存分に預かる会社の成長性に惹かれ、この3月再度訪問した会社があります。参加者からは「サンキューQさん」と言われる会社です。
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業績安定なのに株価が下がるのはなぜ
4月1日、新年度始まりの日。都内、皇居を眺めるホテルの6階ラウンジで決算資料を手に北控水務の李海楓執行役員は改めて2017年度の決算結果を説明してくれました。「決算結果は悪くはないのになぜ株価が下がったのか」と投資家は当然に思う疑問だからです。
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PERの低い製薬会社は沢山あるが、成長性では
製薬会社で昨年から株価が大幅に上がった会社が複数社あります。中には当社視察団で訪問しただけでも石薬集団(1093)、中国生物製薬(1177)、麗珠医薬(1513)などが含まれます。しかしPERを見てみると、1093は約49倍、1177は約48倍、1513は約35倍と、株価のさらなる倍増を望むには少し時間がかかるのではとも思われます。PERが低くて成長性のある製薬メーカーはほかにないものでしょうか。
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時価総額1000億香港ドルも夢ではない
視察団から戻ると、トランプ米大統領が米通商法301条に基づき、中国からの輸入製品に高い関税を課す制裁措置を発動することを決定したことが伝えられ、世界の株式市場が暴落に見舞われました。全面的貿易戦争になると得する国はどこもありませんが、ここは英知と知恵が求められる時です。
さて、今日のコラムをどのように書くかも知恵を絞るところです。というのも、このコラムのアップと同時に、今日取り上げる会社が2017年度の本決算を発表するからです。
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