チャーリー・マンガー氏が会長を務める米デイリー・ジャーナルが、保有中のアリババグループ(BABA)の持ち株を大幅に減らしたことが明らかになった。
米証券取引委員会(SEC)が開示した報告書(フォーム13F)によると、3月31日現在、デイリー・ジャーナルが保有するアリババの持ち株残高は約30万株、時価総額は約3264万ドル、前の4半期の60万2千株から凡そ50%減少した。
昨年末まで、マンガー氏傘下の会社は60万2千株のアリババのADRを保有し、投資資金は1億900万ドルで、一株当たり換算すると、181ドル/株になる。3月末のアリババの株価は108ドルで、氏の投資損は約40%に上る。
投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイの副会長でもあるマンガー氏は、デイリー・ジャーナル取締役会の会長を長年務め、3月末で会長職を退任した。