万科企業 上半期赤字転落、自社株買い発表

 不動産大手の万科企業が9日発表した今年上半期(1~6月期)の業績予想は前年同期比マイナス70億~90億元の見込みだった。
 前年同期の純利益は98億7千万元だったので、赤字転落の結果となった。非経常損益を除く純損益はマイナス50億~65億元の見通しだった。
 赤字の理由について、同社は、不動産開発プロジェクトの決済規模と粗利益率が大幅に低下したこと、一部のプロジェクトに対して減損引当金を計上したこと、本業以外の金融投資で損失が発生したこと、大規模な資産取引および株式取引の価格が簿価を下回ったことの四つを上げている。
 業績と同時に、同社は管理職、中堅社員1862人がポケットマナー2億元を調達して今後6カ月以内に自社株のA株を買い増しする計画を発表した。

 

 

 

 

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