中国通信キャリア最大手の中国移動(チャイナモバイル・0941)は10日、1~9月の業績を発表した。
売上高は前年同期比11.5%増の7235億元(1元=約20円)、本業による収益は8.3%増の6201億元、株主に帰属する純利益は13.3%増の985億元、純利益率は0.2ポイント増の13.6%だった。
同社は株主還元を一貫して非常に重視しているとして、21年通期の現金配当は当期純利益の60%に達したが、22年中間期の現金配当は34.9%増の2.20HKD、通期の配当は前年を上回るとしているほか、23年の現金による配当を純利益の70%以上まで引き上げる予定だという。