中国自動車工業協会は14日、9月の中国の自動車生産と販売状況を発表した。
それによると、9月の自動車生産台数は前月より11%増の220万9千台で、販売台数は16%増の227万1千台だったが、前年同期比ではそれぞれ6.2%と5.2%下落し、需要後退の状況に大きな改善が見られなかった。また補助金減少の影響を受け、新エネルギー車の生産と販売はそれぞれ8万9千台と8万台で、特に販売台数では前年同期比34.2%と大きく後退した。
今年1~9月までの生産と販売台数はそれぞれ11.4%と10.3%下落し、1~8月比で下落幅は0.7%縮小した。
また中国ブランドの乗用車は9月72万7千台販売し、8月より18.4%増で、前年同期比で9.8%下落した。