中国証券監督管理委員会は21日、ウィーチャットの公式アカウントで、法的手続きを経て螞蟻科技集団(アントグループ)の上海「科創板」への新規株式公開(IPO)を承認したと発表した。
これにより、アントグループは証券発行引受幹事会社(アンダーライター)とともに、上海証券取引所と協議の上、発行日程を決定し、目論見書を一般公開する。
アントグループは中国電子商取引(EC)最大手、アリババグループ傘下で電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」などを運営する金融会社で、今年8月25日上海証券取引所と香港証券取引所で株式公開の説明書を披露した。それによると、両証券取引所で株式総数の約10%を発行するという。
最新情報によると、11月上旬にも株式を公開するという。