理想汽車 第1四半期経常利益マイナス5億8千万元

 中国電気自動車(EV)新興勢力の理想汽車(2015)が20日に発表した2024年第1四半期(1~3月)決算は売上高が前年同期比36.4%増の256億元(前期比38.6%減)、純利益が36.7%減の5億9100万元(前期比89.7%減)だった。
 当期販売台数は52.9%増の8万400台だったが、前期比39.0%減だった。
 売上高、純利益、販売台数ともに昨年第4四半期比で大幅な減少を受け、21日の米市場では、同社株価が12%、香港株式市場では、18%以上下落した。
 4四半期黒字が続いた経常利益は今期マイナス5億8500万元になり、3カ月前に発表された23年度の経常利益118億1千万元とは対照的だったため、同社株が両市場で売られた。研究開発費や販促費などに30億元投入したことが響いた。

 

 

 

 

 

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