中国金宝飾大手の老舗黄金(ラオプー・ゴールド・6181)の株価は22日の取引時間中に8%超急落した。
同社は22日、総額27億香港ドルを調達する割当増資計画について前日の21日引受人と契約したと発表した。
割当価格は前日の終値より4.5%引きの1株当たり732.49HKDで、同社発行済み株式の約2.66%になるという。
割当増資で調達した資金の使途について、同社は、在庫準備金に70%、 店舗拡張および既存店舗の立地最適化に10%、運転資金の補充などに20%をそれぞれ当てるとしている。
同社は今年5月にも431万株のH株を新規発行し26億9800万香港ドルを調達した。
老舗黄金が8月20日に発表した中間期決算は売上高が251%増の123億5400万元、純利益が290.6%増の23億5千万元だった。