中国の航空会社、南方航空はこのほど、同社会計部門の大まかな計算を発表、2018年、上場会社株主に帰属する純利益は前年比、47%(27億7400万元)~56%(32億9700万元)減少するとの業績予想を明らかにした。上場会社株主に帰属する経常外損益を差し引いた純利益は前年比53%(27億6300万元)~61%(31億7100万元)減少する見通し。中国証券報が伝えた。
2017年、南方航空の上場会社株主に帰属する純利益は59億1400万元(1元=約16円)、上場会社株主に帰属する経常外損益を差し引いた純利益は52億1200万元、1株当たり純利益(EPS)は0・6元だった。
2018年、主力事業の売上高は前年比で穏やかな増加を実現、運営は好調だが、米ドルに対して人民元が切り下がったことによる差損は、上場会社株主に帰属する純利益の約25億5千万元減少につながった。また、ジェット燃料の価格上昇も業績にマイナスになった。(「新華財経メルマガ」より)