金融統計のWindによると、2016年中国の全上場会社約3000社のうち、25%を超える767社が銀行の理財商品など、合計7628億元分を購入していることが明らかになった。
理財商品購入の企業数は前年比23%、購入金額は同39%増加している。
理財商品のうち、銀行の理財商品は約7割の5526億元で、そのほか期限1ヶ月から3ヶ月ものの証券会社の理財商品やPE、信託、ファンドなどもある。
理財商品投資のトップ企業は「中国神華」の310億元、2位は「新湖中宝」の231億9600万元となる。
上場会社も一般投資家と同様、自社資金で利回り3~4%の理財商品に投資する動きが活発化し、2016年12月30日だけで、50社が43億元の理財商品を購入したという。(券商中国/財新社ほか)