2016年の海外不動産投資 前年比53%増の330億ドルに

中国資本による海外不動産投資は2016年330億米ドルに達し、前年比53%増えていることが明らかになった。

総合不動産業のジョーンズ ラング ラサール(JLL)の纏めによると、アメリカは2年連続人気ある投資先国で143億ドルの投資が同国に流れ込んでいる。2番から5番までは香港、マレーシア、オーストラリア、イギリスの順となる。

JLLの統計は機関投資家に対して行われたもので、投資先はオフィスビルやホテルまた住宅用地などが含まれる。

一方、全米リアルター協会(NAR)によると、2015年4月から2016年3月まで香港や台湾を含む中華圏の個人投資家(買い手)は米不動産投資外国人購入者の約27%を占め、投資金額は270億ドルになっているという。(30日付FT)

 

 

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