内需関連は強い シェアリング自転車の黒字化は

 貿易戦は言うまでもないが、輸出入関連銘柄に直接影響を与えますが、内需関連銘柄にはあまり関係がないようです。長期的には影響が出てくるかもしれませんが、年初からの値動きから見ると、消費セクターの株は上々のようです。特にこのコラムで取り上げた銘柄の株価の推移を見てみるとその動きがはっきりと出ています。例えば、海底撈国際(ハイディラオ・インターナショナル・6862)は年初から50%以上、青島ビール(0168)は同50%、華潤ビール(0291)は30%、蒙牛乳業(2319)は20%、維他ナイ国際(0345)は33%と市場の流れとは反対に逆行高となっています。外部環境が不安定の中で、この「成績表」としてはまあまあ満足できるのでは、と考えます。同じ消費関連で、ニューエコノミーの代表格でもある美団点評(3690)はこれからどうなるのでしょうか。

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貿易戦に翻弄される銘柄――チャイナレアアース

 中国稀土(チャイナレアアース)の株価は先週火曜日(21日)の一日で130%以上急騰したのに続き、今日(29日)も前日比21%高で寄り付いた後、昼前の取引で37%高とまたも急騰しています。米中貿易戦の陰でもろに「恩恵」を受けている銘柄となっています。

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消費関連でもニューエコノミーでも注目の美団点評

 中国フードデリバリー最大手の美団点評(3690)を取り上げたのは昨年の10月。シャオミ集団(1810)に次いで種類株として上場した2番目の会社として市場で注目を集めていました。公募価格は69HKDで、初値はこれを5.3%上回る72.9HKDでした。しかしその後市場環境の悪化で、公募価格をあっさりと割り切って年初ではついに40HKD台まで下落しましたが、先週第1四半期の財務報告を発表したところ・・・

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噂に一喜一憂 チャイナ・レアアース

 米中貿易戦が留まるところを知らない勢いでエスカレートしています。次の一手をどうやって打って出るか市場も疑心暗鬼でこれを見守っています。先日(20日)、中国の習近平国家主席がレアアース生産の江西金力永磁科技(深圳創業版上場)訪問の情報が伝わると、同社株価はストップ高となりました。そして香港市場のレアアース関連の株価も一斉に上昇しています。

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