美顔APPの開発と運営の美図公司(1357)は3日、上半期の純損益は2億7千万元~3億5千万元の赤字で、昨年のマイナス1億3770万元よりさらに赤字幅が拡大する見込みであることを発表した。
赤字幅拡大の理由について、同社が投資した暗号通貨の下落で減損処理をしたことによるものとして挙げている。
同社発表によると、21年3月と4月には暗号通貨、イーサを3万1千単位とビットコイン940単位をそれぞれ5050万ドルと4950万ドル分購入したという。
6月30日現在、同社が購入したイーサの現在価値は3200ドル、ビットコインは1800ドル(両社合わせて約3億1千万元)になり、購入当初より約50%損したことになる。