アントグループ初配当 海外投資が収穫期

 大手各社の第1四半期や昨年度の本決算がほぼ一巡しました。景気後退と諸規制で国内での売上高が鈍化している一方、海外での売上高を伸ばしている企業が複数あります。テンセントのゲームも国内では6%の伸びに対して海外では31%増と依然高成長を維持しています。アリババ傘下の金融会社、アントグループも当期決算で海外での投資収益で240億元を貢献しているとアリババの決算で明らかになっています。

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業績予想開示せずのアリババ

 アリババグループの決算は内外から広く関心が集まり、投資銀行や証券会社からアナリストレポートが相次ぎ発表されています。同社業績はマーケット(IT系企業)のみならず、中国経済の風見鶏にもなっているからです。中でも23年度の業績予想(成長目標)が注目されていましたが、果たして・・・

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アリババ本決算 四半期のハイライトは?

 電子商取引(EC)の京東集団(9618)の四半期決算をレポートしたところ、業界最大手のアリババグループが26日、1~3月(同社第4四半期)と21年度通年の決算を発表しました。発表当日の米市場のアリババ(BABA)の株価は約15%、香港市場のアリババ(9988)の株価は10%以上急騰し、大株主のソフトバンクグループの株価もお陰で反発したのを皆さんもご覧の通りで、市場では概ね同社決算を評価していると言えます。

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京東はこうして社会的責任を

 何かと話題の米電気自動車(EV)大手、テスラの創業者、イーロン・マスク氏はこのほど、S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズが発表した「S&P500ESG指数」からテスラを除外したことに反発して「ESGはとんでもない詐欺だ」と怒りをあらわにしていることがまたも注目されていました。企業が大きくなると、ESGを巡る動向も衆目に晒されます。今月17日、第1四半期決算を発表した京東集団は24日、「2021環境、社会、ガバナンスレポート」を公開しました。

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