アリババ本決算 クラウド初の黒字

 中国電子商取引のアリババグループは26日夜、21年度(21年4月1日~22年3月31日)の本決算を発表した。
 それによると、売上高は19%増の8530億6200万元、当期経営利益は22%減の696億3800万元だった。
 同社ECプラットフォーム出店者への補助金や「淘菜菜」、「淘特」など新規プラットフォームへの投資増などが減益の理由として挙げた。
 一方、デジタルビジネスや海外ECプラットフォーム、地域密着型生活サービス、クラウドセクターの伸びは目覚ましく、今年1~3月の地域密着型生活サービスは29%増、クラウドサービスは12%増で、2009年同サービス開始して以来、初の黒字化を達成した。
 年間アクティブ・コンシューマー数(AAC)は約13億1千万人に達し、うち中国の消費者が初めて10億人を突破した。

 

 

 

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