テンセントと別れた京東のその後は
テンセント(0700)が保有する美団(3690)の株式を実物配当として自社株主に付与することを発表すると、美団の株価は一時急落しました。昨年テンセントがEC大手の京東(9168)の株式を自社株主に実物配当を実施すると発表する時、京東の株価も一時急落しました。それから約1年。テンセントと「別れた」京東のその後はどうなったのでしょうか。
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社会への還元が求められる時代 テンセント・美団
アリババの株価は10月25日、2015年10月以来の安値63ドル(米市場)を記録しました。同日テンセントの株価も198.60HKDと一瞬200HKDを割り切っていたのです。テクニカル的にもかなりの安値水準で先日の昼食会でも「買うべきか」と質問が集中していました。
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過度の解釈は不要だが、テンセントの実物配当
恒例の昼食会を昨日(20日)銀座の天厨菜館で開催しました。長らく低迷していた中国株も「タイミングよく」反騰し、また中国の新指導部が発足したこともあってどのような顔ぶれで、どのような施策が今後出されるのか、皆さんの関心も高く多くの方にお集まりいただきました。私からは市況の他、とくに大株主による売却について報告し、決算を発表したばかりのテンセント(0700)の美団(3690)株式の実物配当についてもお話をさせてもらいました。
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遅すぎた救済策だが、ソフトランディングになるか
中国株は連日の全面高です。ハンセン指数も個別銘柄の株価チャートも久々の上がり方で、これを眺める方も実に「気分爽快」です。何せ昨年2月に31000を記録したハンセン株価指数はこの10月15000まで下落し、更に下落はいつまで続くか見通しの悪い期間がずっと続いてきているので、中国株もついに終わりかと思わせる悲壮感が漂う1年だったのです。皆さんの実績は如何でしたでしょうか。
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政策総動員で景気の底上げを目指す中国市場
中国乗用車市場情報連合会(CPCA)が8日発表した10月の乗用車販売台数は前年同月比7.3%増の184万台、1~10月の累計販売台数は3.0%増の1671万6千台で、前年同期比の純増台数は48万2千台、中でも6~10月までは前年同期比156万台増えているので、前半よりも後半の売れ行きが好調だったことを示しています。ゼロコロナで都市がロックダウンによる停滞が続き、なぜ自動車市場は好調だったのでしょうか。
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あの会社もこの会社も外資系 四環医薬も?
「アリババは日系企業で、テンセントも外資系企業だ」と中国のネットでは、このような見出しがよく見かけます。ご存じの如く、アリババの筆頭株主はソフトバンクグループで、テンセントの大株主は南アのNaspers (傘下Prosus経由で保有)。今年に入ってから両大株主とも、売却に踏み切っていますが、依然として3割近い株を保有する筆頭株主であることに変わりはありません。
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判断を一つでも間違えると・・・海底撈国際
中国企業家2人の話が今年繰り返し市場で伝えられています。王石氏の後、万科企業のCEOを受け継いだ郁亮氏が2018年に発した警告、「まず生きていくことだ」ということと、今年社員向けメッセージで華為技術(ファーウェイ)創業者の任正非氏の「最優先課題は規模の追求から利益とキャッシュフローの確保だ」と景気後退の長期化に警鐘を鳴らした言葉だったのです。学者からならまだしも、実業界からだとその意味が重いと市場で受け止められています。なぜなら・・・
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ファンダメンタルズに関係なく株価が動く BYD
中国株式市場は久々の反騰に出ました。4日のハンセン指数は5.36%、ハンセンテック指数は7.54%と大きく上昇し、週間騰落率で、ハンセン指数は8.7%と11年振り週間最大の上昇幅、テック指数は15.6%と史上最大の週間上昇幅を記録。主要銘柄では、小鵬汽車は24.18%、蔚来(NIO)は20.03%、理想汽車は17.52%、ビリビリは17.16%、快手は15.91%、微盟は14.66%、京東は12.39%、アリババは10.95%、百度は8.9%、テンセントは7.77%、衆安保険は7.72%、閲文集団は7.45%と実に爽快なほどの高騰。ところが、業績が好調ながら反転の鈍い銘柄も。
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テンセント国有化観測 不確実性の延長か
不確実性の高い市場で、大手の動きがなおさら注目されます。「噂で買って事実で売る」とは、噂だけでも株価は大きく変動することの例えで、テンセントに関しては5年振り安値もあって虎視眈々と狙うファンドや機関からさまざまな情報が流されてきます。今回の噂は「国有化」というものです。
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不確実性の高い市場 テンセント
中国A株も香港H株も1日高騰し、続く米市場の中国概念株も久々の全面高となりました。ハンセン指数は5.23%高、ハンセンテック指数は7.8%高、両指数の構成銘柄でウエイトも高いテンセントに至っては10%超の急騰となっています。ブルームバーグが中国概念株の上昇要因を「『ゼロコロナ』出口巡る観測浮上」と分析しています。果たして・・・
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テンセントの株価は十分に安いが
騰訊控股(テンセント)社名の英語表記は「Tencent」と言います。Centはご存じの通り、1ドル以下の通貨単位で、tenは数字の10を現わしています。これを繋げると「10セント」になりますが、テンセントの株価の下落で、tencentは半値の「fivecent」(5セント)になり、つい先日は1株200HKDを一瞬割り切ったので、「半値八掛け二割引」の「twocent」(2セント)になったので、押し目買いをするかどうか投資家間で話題となっていました。
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「Hong Kong is back」
「水(流動性)のない貯水池に魚ばかり放出されても・・・」と市場の懸念を前稿で触れています。今年中国の人事に関して二つ大きな注目のスポットがあります。香港の行政長官選挙と内陸の最高指導部人事です。前者は5月に選出し、後者は11月の党大会で明らかになりました。
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IPO銘柄の投資により慎重に
「ワクチン」を冠した艾美疫苗(AIMワクチン)の株価の乱高下を振り返りました。同社上場まですでに数回も増資を繰り返しています。直近3回の増資の株価/株はそれぞれ13.30元(2020年5月)、18.58元(20年11月)、23.42元(21年5月)で、IPOの発行価格は16.16HKD、為替レートの差を加味すると、発行価格は直近2回の増資よりも安くなっていることが分かります。
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調達資金は二の次、上場自体意義あり? 艾美疫苗
季節は24節気の18番目、「霜降」に入り、朝晩の冷え込みは肌で感じられるようになりました。しかしお昼はほかほかで気温も二ケタ台。ゴルフに誘われたので、日曜日の昨日(23日)は半そでで出かけました。二ケタ台のお天気も残り少ないと思うので、次は立冬で早くも冬支度を迫られます。
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「4度目の正直」で上場を叶えた艾美疫苗
目まぐるしく変わる世の中。就任45日での英首相の辞任表明、戦術核兵器の使用も辞さないロシア、コントロールが効かない米のインフレ率、32年振りの円安、ゼロコロナ政策・・・かじ取りの難しい時代です。好決算のBYDの株が売られ、新規上場して株価がいきなり2倍まで急騰したと思ったら、今度は50%の暴落。株式市場も不信感を募らせています。
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雪崩が起きると・・・亨泰
中国では、5年に一度の党大会が開かれています。前回大会(2017年)の3時間に及ぶ政治報告は今回1時間半で切り上げられ、「中国夢(チャイナドリーム)」や「人類運命共同体」などの文言もなくなり、「実幹興邦(着実な仕事こそが邦を振興)」で結んでいます。市場の関心事はゼロコロナ政策に転換が見られるかどうかですが・・・
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稼働率44% 利益率後退の東江環保
高度成長期の中国上場企業は気前よく配当を行うことも中国株投資の醍醐味の一つです。特に現金配当の他、無償の株式配当を実施する企業が多いことが魅力的です。持ち株数は増え、権利落ち後にいったん下がった株価はその内配当前の水準に戻り、それだけで保有価値は何倍も上がります。東江環保も2015年3月の本決算で10株につき1.5元の現金配当のほか、10株につき15株を既存の株主に無償付与してくれたので勉強会などでその話で随分と盛り上がったのを覚えています。
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