米『フォーチュン』誌は25日、2024年「世界を変える企業」リストを発表した。
中国電子商取引(EC)大手のアリババが、すい臓がん病変の検出を支援するために人工知能(AI)技術をうまく活用していることで、トップ10に選ばれた唯一の中国企業となった。フォーチュン誌が「世界を変える企業」リストを発表して以来、アリババがランクインされるのは今回で6回目で、リストに最も多く登場した中国企業となった。
「フォーチュン」の同リストは、アリババが最先端のAI技術を活用し、世界中の十数の医療機関と連携してPANDA人工知能モデルを立ち上げ、人間が初めて「CT+AI」技術を駆使して包摂、高効率、早期的にすい臓がん検査を可能にすることにより、「がんの王様」の克服に役立つとした。同研究成果は現在、世界中の医師や研究者に公開されている。