中国上海と深圳の両証券取引所が9日の夜、香港市場とのストックコネクト対象株の組み換えを発表し、電子商取引(EC)大手のアリババグループ(9988)を対象銘柄に組み入れたことを明らかにした。10日から発効した。
アリババは8月23日に香港市場を主要取引所にすることを発表し、同28日に発効して香港証取とニューヨーク証取を同時に主要取引所上場の銘柄となった。
アリババは2019年11月に香港市場にセカンド上場し、22年7月に香港を主要市場にする申請を提出した。以来、流通株の大半が香港市場に移されたという。
GSはストックコネクト対象銘柄になると、150億~160億ドルの買い資金が内陸から流入すると試算している。