中国電子商取引最大手のアリババグループ(9988)は5日、第2四半期(7~9月期)の決算を発表した。
第2四半期の売上高は30%増の1550億5900万元で、非米国会計基準(Non-GAAP)ベースの純利益は470億8800万元、前年比44%増となった。市場予想純利益は254億3300万元で、これを大きく上回った。
売上高増について、同社は中国小売業とクラウドコンピューティング及び物流プラットフォーム「 菜烏網絡」の成長にけん引されているとし、中でもクラウドコンピューティングセクターは60%増、菜烏は73%増となった。
また年間アクティブユーザーは4~6月期比で1500万人増の7億5700万人、モバイル月間アクティブユーザー数は同700万人増の8億8100万人と順調に伸びている。