中国電子商取引(EC)大手のアリババグループ(9988)が20日に発表した第3四半期決算は売上高が市場予想(2773億7千万元)を上回る8%増の2801億5400万元(約383億8100万ドル)、普通株の株主に帰属する純利益が239%増の489億4500万元(約67億ドル)、EPSが2.55元だった。
同社は大幅増益について、営業利益の増加や投資した持ち株の時価の変動、持分法で会計処理された投資損益の増加によるもので、グループの投資減損の増加により一部相殺されていることによるものとしている。
発表を受け、米市場での同社株価が前日比一時約10%急伸した。