中国電子商取引大手のアリババグループ傘下金融会社、螞蟻金融服務(アント・フィナンシャル)が20日、上海科創板と香港メインボードに同時上場すると発表した。
スマートフォン決済の「支付宝(アリペイ)」や世界最大のMMF「余額宝(ユエバオ)」、個人の信用評価システム「芝麻信用(セサミクレジット)」などを運用するアリババグループの中核の金融会社。同社によると、アリペイのユーザー数は世界で12億人を超えているという。
この発表を受け、同社大株主で、米市場上場のアリババGの株価はプリマーケットで前日比4.3%高の257.73ドルまで買われた。