中国経済網が18日、中国外為交易中心のデータとして伝えたところによると、人民元対米ドル為替レートの中間値は17日、1ドル=6,5362元で、5月29日の最安値7.1316元と比べて人民元は8.4%上昇した。
また、オンショア人民元の対ドルレートも今月9日、1ドル=6.5198元の年内最高値を更新し、5月27日の最安値7.1765元と比べて上昇幅は9.15%となった。
人民元高の背景について、中国銀行のアナリストは、△コロナ禍での中国経済の回復、△中米通貨政策の差別化による金利差、△ドルヘッジ機能の後退で米ドル指数が下落したと分析し、1~11月の民間投資の伸び率はプラスに転じ、中国経済の強力な回復が明らかになり、引き続き元高を支えていると指摘した。