中国ITサービス大手、騰訊 (テンセント)傘下の音楽配信会社、騰訊音楽(テンセント・ミュージック/1698)が13日発表した第1四半期決算は、売上高が67億7千万元(1元=約22円)で、前年同期比3.4%減だったが、市場予想を上回り、純利益が27.5%増の15億3千万元だった。
コア業務のオンライン音楽課金収入は39.2%増の36億2千万元となったことがハイライトとなり、有料会員(サブスクリプション)数が20.2%増の1億1350万人と四半期最大の伸び率を記録した。
決算と共に、上場後初となる総額15億1600万元の配当を権利落ち日までの株主に付与すると発表した。
決算発表を受け、同社株が14日寄付きから買われ、株価が上場後最高値を更新した。