暗号資産のビットコイン(Bitcoin)とイーサリアム(Ethereum)の現物ETF(上場投資信託)が4月30日から香港証取で取引が開始した。暗号資産の現物ETFが取引されるのはアジアで初めてのこと。
上場初日、6銘柄のうち、ビットコインETF3銘柄が上昇し、イーサETF3銘柄が下落した。
香港は国際金融センターとしてより多くの国際資金を呼び込もうと暗号資産の取引を導入したが、中国本土は仮想通貨の取引が禁止されているため、香港市場の暗号資産取引に内陸投資家を対象外とした。
アナリストは、香港の暗号資産ETFの上場で、管理資産の規模は10億ドルに上ると試算した。