万科企業 筆頭株主が再融資に乗り出す

 中国不動産大手の万科企業(2202)は3日、筆頭株主の深圳地下鉄集団が同社に62億4900万元を融資することになったことを明らかにした。
 同融資は万科企業の期限を迎える社債の償還に充てるとしている。
 公告によると、前回の融資と同様、期限は3年間で、金利は2.34%と低水準に維持する。同社の主要株主は昨年来、大口取引やREITの引受、株主融資などの手段を通じて同社を支援してきた。
 今年第1四半期(1~3月)、万科企業の売上高は約380億元、不動産販売は約350億元で、代金は全額回収したほか、公開債務も全数償還を完了した。年内に償還期を迎える外債もないという。

 

 

 

 

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