不動産の万科企業(2202)は17日、広東省広州市番禺区商業エリアで住宅用地3カ所、建築面積23万4千平方メートルの土地を28億8千万元で落札した。
商業用地の住宅転用に同市政府と合意した。
広州での土地取得は4年振りのことで、不動産市場のポジティブなシグナルとなると指摘される。
同社が10月30日発表した第3四半期決算は売上高が24.25%減の2198億9500万元、純利益はマイナス179億4300万元、EPSはマイナス1.51元だったが、営業キャッシュフローは3億3千万元で、2四半期続きでプラスとなった。
また9月末現在197億元の社債の償還を完了し、年内に期限を迎える社債はないとしている。