中国証券大手の中信証券(6030)は19日の夜、2019年度の本決算を発表し、純利益は30.23%増の122億2900万元であることを明らかにした。
売上高は15.90%増の431億4000万元で、売上高と純利益は共に業界一位を維持し、純利益について2016年以来の好業績で、同社史上2番目に高い水準だった。
同社董事会では、本決算の結果を踏まえ、既存株主の10株に対して5元(前年実績は10株に3.5元)の配当を実施予定だという。
中信証券の発行済み株式総数は129億2700万株で、配当金総額は64億6300万元に上り、純利益の52.85%に相当するという。