中国国際金融股フェン有限公司(中金国際)は4日付のレポートで、中国は5年以内でアメリカを取って変わり世界最大の輸入国になると指摘した。
レポートでは、過去10年、中国の輸入の伸び率は米より6%高く、2018年も伸び率の差は依然6%という前提なら、以後毎年0.15%ずつ差が縮小しても、2022年に米を超えることになり、また伸び率の差が4%から減速しても2025年には世界最大の輸入国になると予想した。
中国はWTO加盟後、世界貿易に占める割合が急速に伸び、2009年には世界最大の輸出国になり、2016年の輸出高は2兆1000億米ドルで世界輸出の13.5%を占めることになった。また、2016年の輸入は1兆6000億ドルで世界輸入の9.9%を占めてアメリカの2兆2000億ドルに次ぐ世界二位の輸入国だった。(界面)