中国家庭用医療機器メーカーの天津九安医療電子(九安医療・002432)は14日夜、同社1~9月期の事業報告を発表した。
同社主力製品のiHealth検査キット(コロナ検査キット)は米政府からの大量注文が継続的に推移し、またドル決済の為、ドル高による為替差益も加わって1~9月の同社純利益は410~420倍増える見込みだという。
九安医療は1995年に設立。血圧計や体温計、血糖測定器などのヘルス機器類を製造する家庭医療機器メーカーで、同社のiHealth抗原検査キットは2021年11月6日、米FDAから緊急使用の承認を受けた。当時5元/1株だった同社株価は今年4月15日それまで最高の98.42元まで急騰した。