中国人民銀行(中央銀)副総裁の張青松氏は7日、香港で開かれている国際金融リーダー投資サミット(6~8日)で、中国内陸の一人当たりの居住面積は2020年時点で41.8平方メートルで、先進国(地域)のレベルに近付いていると述べた。
張氏は、不動産市場は永遠に成長し続けるわけではなく、ある一定の段階に達すると調整が起こるのが常であり、これは優勝劣敗のプロセスであり、今取り組むべきは不動産市場の調整を性急にしすぎるリスクを回避することだと中国不動産市場への懸念を念頭に語った。
国家統計局が行われた第7次国勢調査(2020)によると、中国の家庭の一人当たり居住面積は41.76平方メートルに達し、所帯当たりの居住面積は111.18平方メートルに達したという。