佳兆業集団 取引再開で13%以上急騰

 デフォルト問題で11月5日から取引停止になっていた佳兆業集団(1638)は25日取引再開し、前場の取引時間中、株価は一時22%高の1.22HKDまで急騰し、終値で13.86%高の1.15HKDで取引を終えた。
 同社は24日の夜、公告を発表し、同社発行の理財商品10億9700万元分について償還措置を開始したことを明らかにした。その措置とは、元金が償還期限を迎えた当月の20日後に元本とその利息の10%を、期限から起算して3カ月毎に元本と利息10%を償還するという内容。未償還分については引き続き4.35%の金利で延滞利息を支払う。これとは別の3億9660万元の元金について発行人と保有者との間で償還措置について協議中だという。
 同社はさらに流動性を増やすため、開発中の不動産関連プロジェクトと優良資産の売却を進めていることを明らかにした。

 

 

 

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