中国平安保険傘下の医療プラットフォーム平安健康医療(通称、平安好医生・1833)は6日上半期の決算を発表した。
それによると、6月30日までの上半期の売上高は前年比102.4%増の22億7300万元、粗利は59.2%増の4億9200万元、株主に帰属する純利益はマイナス2億7300万元で同38.6%縮小した。一株当たり純利益(EPS)はマイナス0.27元で配当を実施しないと言う。
売上高増について同社は各セクターの業務は共に成長したことによるものとし、特にオンライン診療による売上高は80.5%増の3億3600万元まで達し、前者売上高に占める割合は2018年の12.3%から今年の14.8%まで拡大したと報告した。
また、オンライン診療の一日平均利用者数(問診量)は65万6千人に達し、保険会社との商業保険提携と共に、同社オンライン医療セクターの主要な収入源となっているという。