復星医薬の株価は3日前場で前日比5.33%高の35.60HKDまで上昇した。
市場では、復星医薬グローバルパートナーのビオンテック(BioNTech)がPfizerと共同開発した新型コロナウイルスワクチン、BNT162b2が英国の医薬品・医療製品規制庁(MHRA)から緊急使用を承認したと伝えられたのを受け、同社株が買われて上昇した。
現地時間午前10時40分ごろ、前日比5.33%高の35.60HKDで取引されている。
復星医薬とBioNTechは11月24日、中国江蘇省泰州でBNT162b2のⅡ期臨床試験を開始すると発表し、同ワクチンの安全性と免疫原性を評価するため、18~85才の健康な被験者960人を募集する計画を明らかにした。現在mRNAの中国での接種開始の歩みを加速している。