海外ツアー再開 リベンジ消費か、予約が10倍に

 中国文化観光部(省)は20日、国内の旅行代理店と旅行予約サイトの運営会社による国民の関係国への団体旅行(ツアー)の手配と「航空券+宿泊」業務を2月6日に試験的に再開すると発表した。
 ツアー再開の対象国はタイ、インドネシア、カンボジア、モルディブ、スリランカ、フィリピン、マレーシア、シンガポール、ラオス、アラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、ケニア、南アフリカ、ロシア、スイス、ハンガリー、ニュージーランド、フィジー、キューバ、アルゼンチンの20カ国。
 阿里巴巴集団(アリババグループ)系の旅行情報サイト「飛猪(フリギー)」によると、20日現在、海外旅行が可能な33カ国と地域の春節(旧正月)期間中の予約は前年同期比倍増し、その内、ツアー解禁のタイ、モルディブ、ニュージーランドの予約件数は10倍を超えているという。
 旅行予約サイト「同程旅行」もツアー解禁が発表されると、検索件数は5倍以上に跳ね上がり、海外旅行目的地として注目度が高いタイの検索件数は5.3倍まで膨らんだという。
 タイと並んで、カンボジア、シンガポール、マレーシア、インドネシアが検索件数上位5位にランクインした。

 

 

 

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