小型音響部品製造大手の瑞声科技(AACテクノロジーズ)は12日、第1四半期の監査前業績速報を発表した。
第1四半期の純利益は5億1千万元~5億5千万元で、前年同期比9.6倍~10.4倍増の見込みで、増益の理由について前年同期より通常通りの市場需要が戻ったとしている。
ゴールドマンサックスは最新のレポートで、生産能力の拡張計画は予想を上回り、スマホレンズの出荷が増加し、新しいカメラモジュールのシェアが拡大して出荷価格も上昇したとして、同社21~23年の業績予想を6%、25%、17%をそれぞれ引き上げ、目標株価を31HKDから58HKDまで引上げ、レーディングを「売り」から「買い」に変更した。
瑞声科技の株価は12日の終値で前日比12.67%高まで買われた。