「百度APPのMAUは5億5800万人、百度健康のDAUは1億人に」。
中国検索大手、自動運転システム「アポロ」開発の百度(バイドゥ)の執行役員兼高級副総裁の沈抖氏は26日の「百度モバイルエコロジカルカンファレンス」で同社最新データを披露した。
それによると、21年3月末まで、同社APPのMAU(月間アクティブユーザー)は5億5800万人、毎日登録するユーザー数は75%に上り、百度百家号のライターは420万人、スマートミニプログラムのMAUは4億1600万人、百度健康の利用者は1日1億人(DAU)を超えるという。
19日から上海で開かれている「第19回上海国際モーターショー」で同社スマート運転事業グループの李震宇総経理は、同社「レベル4」(特定条件下の完全)自動運転システムのテスト走行距離は累計で1千万キロを突破し、北京、上海、広州の3大都市で同システムを搭載した量産車による自動運転体験事業が始まっていると披露し、今年下半期(7~12月)にシステム搭載車量産化のピークを迎え、向こう3~5年でアポロの新車搭載台数は100万台に達することを明らかにした。