美団最高値更新 パレードに同社配達員

 中国で出前サービスや生活情報サイト運営を手掛ける美団点評(3690)の株価が8日の取引時間中に、上場後最高値の89.00HKDを記録した。最高値更新により、同社時価総額は5153億香港ドル(約657億米ドル)に上り、アリババ(4382億米ドル)とテンセント(3982億米ドル)に次ぐ、時価総額3番目に大きいIT企業になった。
 美団点評は2018年9月20日に上場したが、ビジネスモデルについて疑問視される声もあり、株価は一時公募価格を割り込んでいた。しかし年初から現在で100%以上反騰し、第2四半期決算で黒字転換したことを発表した後、株価上昇が加速した。
 中国メディアはデリバリーサービスやプラットフォームエコノミーが雇用創出の主力であると称賛し、国慶節祝賀パレードの群衆チームに同社配達員14人が代表として参加したことが話題となった。

 

 

中国経済News & topicsの最新記事