中国を中心にドリンクショップを展開する蜜雪集団(2097)の株価が23日、前日比6.57%高の501.5HKDで取引を終え、上場後初めて500HKDの大台に乗せ、時価総額が約2千億香港ドルまで膨らんだ。
蜜雪集団は3月3日、香港メインボードに上場し、発行価格202.5HKDに対して43.21%高まで買われ、上場2カ月未満の23日の終値で147%株価が上昇した。
同社はフルーツドリンク、タピオカティー、ソフトクリーム、シェイク、コーヒーなどのドリンクを6元の価格帯で提供して急拡大し、24年9月現在中国内陸で4万店超、日本を含む海外で約4800店を展開している。
3月末に発表した昨年12月期決算は売上高が22.3%増の248億3千万元、純利益が39.8%増の44億5千万元だった。