香港市場上場の金山軟件(キングソフト・3888)の株価は午前中の取引で前日比3.7%高の28HKDまで上昇し、出来高は3億3000香港ドル、時価総額は384億香港ドルとなった。
同社によると、金山雲(クラウド)は、関係部門の要請に応じ、自社技術でビッグデータによる感染情報の収集と報告をする「新型肺炎感染防止監視抑制プラットフォーム」を開発した。情報収集のツールとして伝送の効率を高め、リアルタイムのフィードバックを通じて統一した監督管理と手配に役に立つという。
大手投資銀行のGSはこのほど、クラウドの売上高増に伴い、同社2019~21年の売上高予想をそれぞれ1%、3%、6%を引上げ、目標株価を21.5HKDから27.6HKDまで引き上げた。