香港証券取引所(0388)は9月23日から、台風など劣悪な天候でも通常営業されることが決まった。
香港証取はこれまで台風の上陸など警報が出された際には、半日または終日の営業停止が慣例となった。
今月初め、台風11号(ヤギ)の上陸で香港証取は6日終日営業停止が迫られた。
昨年9月も台風10号で1日の休場に続き、8日も暴風雨警報で営業停止を余儀なくされた。
証券統計のWindによると、昨年1~8月の1日平均出来高は1120億香港ドルだったので、2営業日の休場で併せて2240億香港ドルの出来高(取引額)を損したという。
取引の電子化に伴い、今年6月18日、香港政府は9月23日から劣悪な天候でも、取引を継続していくことを発表した。