HKEX 純利益20%減の100億香港ドル

 香港証券取引所(HKEX・0388)が23日発表した2022年の売上高に当たる収益は前年比12%減の184億5600万香港ドル、株主に帰属する純利益はそれまで最高だった21年より20%減の100億7800万香港ドルだった。
 決算報告書で、HKEXのニコラス・アグジン(Nicolas Aguzin)CEOは「グローバル経済と地政学的環境が挑戦に満ちているが、HKEXは世界トップクラスの資金調達センターであり、22年香港市場でIPOを行った各地域と業界の企業は90社に上った」と語った。
 同報告書によると、第4四半期の売上高は前年同期比10%増の52億100万香港ドル、純利益は11%増の29億7900万香港ドルでいずれも四半期としての最高実績を更新し、業績が急速に回復していることを裏付けた。
 2023年の見通しについて、ニコラス・アグジンCEOはIPO市場は回復の兆しが見られ、多くのIPO申請を受け付けているとして楽観的な見方を示した。

 

 

 

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